青森県のサーキットパーク切谷内に開催された『2025年 東北ダートトライアル IN KIRIYANAI』にて、弊社開発中のウィングを装着した『YH・KYB・スラパ・GR86 PN3クラス』竹本幸広選手が、PN3クラスにて優勝いたしました‼️
誠におめでとうございます👏

2位以下を2秒近く突き放し、単独トップタイムを叩き出しての優勝でした!

今回が開発中ウィングのデビュー戦ということもあり、
- コースに合うか?
- 少ない練習時間でセットアップできるか?
…など、実践投入ならではの不安もありましたが、エビスサーキットで沢山のテストを行って来たことも有り、現場では短時間でセッティングを出すことができ、結果としては上記の通りとなりました。

優勝おめでとうございます!下手な質問で申し訳ないですが、勝因を教えてください。



ありがとうございます!
ダートトライアルという競技は、1本目よりも2本目の方が路面にグリップが良くなって、よりスピードが上がる特性があります。特に今回のサーキットパーク切谷内は、上り下りの高速コーナーが混在していて、タイムを上げるにはその高速コーナーにフロントから積極的に舵を入れて進入していく必要があるんです。まるでグリップ走行の高速コーナーのように。でも、正直なところ、心理的にはそれがすごく怖いんですよ。普段からドリフトの仕事もしているので、何かあった時にコントロールを失うのが何よりも嫌で。





それが今回、本当に初めて「攻め切れた」んです。これまでは「行けそうだな」と思っても、「何かあったらいけない」とセーブしてしまう部分がありました。具体的には、ギアを一つ落としたり、サイドブレーキを一発入れたりして、車の角度をしっかりつけて安全に走っていたんです。でも、今回ウィングを装着したことで、フロントの舵がものすごく効くようになった上に、リアの粘りも感じられて、「これなら絶対曲がれる」という安心感が生まれました。間違いなく、これが今回の最大の勝因だと思います。
通常、ウィングを装着すると「舵が効かなくなる」という問題が起きがちですが、このウィングはそういった問題がなく、前後ともにバランス良くグリップ力が得られたので、躊躇なく攻め込むことができました。



なるほどなるほど。ちなみに去年の切谷内と比べて、車両の仕様変更を行ったところはありますか?



ウィングの装着とアライメントの小変更しかしていないです。あ、LSDの仕様変更は数回してますが、昨年の切谷内と比べると大きくは変わらないです。
なのでウィングの効果が一番の勝因ですね。めちゃくちゃ良かったです。





それに去年・一昨年・その前も、公開練習から1位を取り続けた切谷内はなかったんじゃないかなー?
去年はパッション崎山さんに負けてしまったのですが、あの方は高速コーナーを凄い勢いで走られたのですが、私は置きの走りしか出来ず負けてしまっていたんですよ。それが今回は攻める事に対して『安心感』があったので勝てる事ができました。



残り2戦勝ち切ってそれをさらに証明していただけるととても嬉しいです♪



あ、、、、、、はい、、、、、、がががががんばりますすすすすw


コメントにある通り、実はこのウィング、4輪の設置感が増えるんです。(フロントも残る)ここの詳しい話はまた今度として、保安基準内という限られた中で設計したウィングでのデビューウィンは、製作している身からするととても喜ばしい出来事です。
性能は実戦で証明されたので、ここからは答え合わせ&数値化ですね♪
GR86&BRZの方々、乞うご期待下さい!



