未舗装路を1台ずつ走行しベストタイムを競うモータースポーツ「ダートトライアル」。その国内最高峰となる全日本ダートトライアル選手権の2025シリーズの第7戦が、いなべモータースポーツランドにて行われましたが…

PN3クラスに参戦する 『YH・KYB・スラパ・GR86』の竹本 幸広 選手が見事優勝を決め、最終戦を前にしてPN3クラスのシリーズチャンピオンを獲得しました!
誠におめでとうございます(^▽^)
竹本選手が参戦するPNクラスは市販状態に近い状態の競技クラスで、改造範囲が最も制限されています。主にサスペンションやブレーキパッドの変更、最低限の安全装備の追加などはありますが、いずれも車検対応の範囲内での改造となります。
そしてPN3クラスはその中で排気量が1600ccを超える2輪駆動(FR)のクラスとなり、GR86が多く参戦しています。
CFラボとしては、今年に入ってからこの競技に携わるようになり、レギュレーションの内容から『保安基準適合内でいかにアドバンテージを得るか』をテーマにウィングの開発を行ってきました。
紆余曲折ありましたが、開発においてはエビスサーキットに勤務している竹本選手&エビスサーキット様に全面的に協力をいただき、さまざまなテストを行うことができました。

その結果、形となったオリジナルのウィングを装着後、竹本選手が駆るGR86の安定性や操作性が向上し、公開練習を含め、全てトップタイムでセッションを走り抜けるという驚きの状態が続きました。
弊社としてもびっくりですが、竹本選手にとってもこれまでこのようなことはなかったということで、共に喜びを分かち合いました笑

ウィングをつけることで得られる安定性の向上というのが、「同じ路面で走れることはない」と言われるダートトライアル競技においてとても有効ということがわかりました。

ここまでご協力いただいた竹本選手、そしてエビスサーキット様に心より感謝申し上げます!
さて、販売に向けてはまだまだやらなければならない事があるので、もうしばしお待ちください!

なお、この車検対応のリアウィングですが…

GR86だけではなく、ZN6型の86や同世代のBRZでもテストを行っております。いずれも走行性能の向上に非常に有効なアイテムということが確認されています!!