ルーフもいいけど、アンパネ無いのかよｗ
良い感じのサイズのアンパネはまだ？
インフュージョンだと落ちないアンパネは無理なの？
開業前後から割と多かったお問合せです。
もちろん構想や企画はずいぶん前からありましたが、現実的な業務との天秤もあるわけでしてｗ
ただ今回、インフュージョン製カーボンフロントアンダーパネルのワンオフ品第一弾がお披露目できることになりましたので、製作事例として触れさせて頂きます！
ワンオフ品。インフュージョンで作ったカーボンアンダーパネル
まずいきなりですが、完成品がこちらですｗ
写真じゃサイズ感が伝わりにくいですが、まぁまぁデカいです。
この製品のご依頼は宮城県仙台市のチューニングショップ、グランドスラム オプション様です。
製作時の工法には多くのネタがありますが、それはまたの機会にｗ
で、このアンダーパネルは完成後に早速取り付け＆実走テストしてきました。
グランドスラムオプション様 お客様のお車に取り付けました
ところでこのアンパネ、車種は何？っていうことですが…
じゃん♪
メルセデス AMG GT R ですｗ
簡単に言えば公道走行可能なGT300と説明すれば想像つきますでしょうか…
詳しくは下記にてm(__)m
メルセデスAMG GT R（FR/7AT）【試乗記】 男なら – webCG
まあ…最初にこの車両のアンパネを作ることになったとき、空いた口が塞がらなかった事は想像がつくと思いますw
そしてそれ以上に最初の実走テストは心臓バクバクでしたｗｗ
スポーツランドSUGOにてシェイクダウンしました
取り付け後は早速、お客様のホームコースであるスポーツランドSUGOにてシェイクダウンです。
SUGOは高速サーキットですし、こんなレーシングカーのような市販車ですから、何キロ出るのか考えただけでドッキドキですｗ
今回はオーナー様にお引渡しする前にオプション様の代表である鈴木様ドライブです。緊張の一瞬です。
徐々にスピードレンジを上げていただき100キロ…150キロ…200キロ…
全く問題なし。心配していたポーポイズ（上下揺れと縦揺れの連成運動を生じて止まらなくなる現象）も起きない。
ピットに戻りパネルを確認すると共に鈴木様に感想をお聞きすると。
全く問題無し。高速コーナーでの安定性も増している。
全ての肩の荷が下りた瞬間でした。
シェイクダウンのため何が起こっても大丈夫なようにすべての道具を持参してきましたが、なに一つ使用することはありませんでした。
また、走行後に取付け時に関しての状況等をお聞きしましたが、
車体側への取付け位置も全てセンターに来ており、既存リップとのクリアランスも完璧で無加工！
この辺りの製品精度についてはデジタル技術を駆使した製作工法によるものが大きいです。それはまた別の機会に触れますね。
とりあえず今回はシェイクダウンということで車高を高めにセットし、簡易摺り板を取付けての走行となったためまだまだ本領発揮ではありません。
現状は問題が無くても更に煮詰めていくと様々なトラブルが起こってくるかもしれません。
そのあたりの起こりえるトラブルの対処パーツをオプション様にお渡ししており、アンダーパネルとこちらの車両はまだまだ進化していくはずです！
