手作業が多いカーボン屋もDX化への第一歩!3Dスキャナーを導入

デジタル技術の進化。ほんと日進月歩で凄まじく進む昨今、常にアンテナを張り巡らしておかないとあっという間に浦島太郎…

最新技術が必ずしも最適解とは限りませんが、開発スピードを加速させるようなデバイスたちは率先して導入せねば…とは思っています。(お客様にも還元できますからね)

というわけで今回はその第一歩。弊社も時代の流れに乗っかっていくため?に重い腰を上げました!

3Dスキャナー導入です!

『いかに効率良く&精度が高い物を作るか』

製造業にとっては常に意識しておかなければならないことの一つですね。

ただ様々な状況が重なるとそんなに簡単なものでは御座いません。特に手作業となると時間も相当取られてしまい、その分コストも嵩んでしまいます。

とはいえ、現代社会ではそれを打破できるデジタルツールもあるわけで…

あわせて読みたい
デジタル造形を活用したカーボンアイテム製作の様子。アンダーパネルができるまで 先日紹介したメルセデス AMG GT R用のカーボンフロントアンダーパネル。 https://f-carbon.jp/279 今回はその製作方法について触れたいと思います。 手でシコシコして型...

以前から設楽木型様や地元の高田木型様にお世話になり、そのツールの筆頭である3Dスキャナーの価値は把握しておりましたが、なんせ金額がそれ相応ですので手を出せませんでした。

が、そんな中、弊社の超強力協力企業wである設楽木型様のご紹介でなんと!!!

3Dスキャナーを導入する事が出来ました。

実は開業前からこの手のツールはスマホアプリやスキャナーなどを含めて調べ続けており、特性・規模・精度・使い勝手などなど、弊社にあった物はどれなのか、また実際に使ってみてどれが適正なのかやってみないとわからないことばかりで導入は先延ばしにしていました…

そんな所、大変ありがたいお話が滑り込んで来たため、いよいよという形で乗らせていただきましたw

精度も重要。けど実用上はやっぱりスキャンスピードと…

正直、ちょっとした物を作るのであればスマホアプリ程度のレベルで十分です。

癖をつかめば使えるなと思っておりました。

スマホアプリでのスキャン

しかし、自分が作りたいもののサイズやその精度、そしてそれをスキャンしてデータ化するまでのスピードを考えると、専用のスキャナーの導入はマストでした。

大きいものやその裏表などをスキャンすると結構な時間が要してしまいますからね…

なので精度も重要ですがスキャンスピードも大切。ものすごい時間がかかったのでは効率化とは言い難いですからね。

そしてそれ以外にはエンジンフードやウイングなど表裏がある物のスキャンにおいては、スキャナーやソフトの性能はもちろんのこと、生成技術や事後処理も必要となってくるため、アフターフォローも重要視しておりました。

流石にこれ系のもの↑はスキャナーでなぞるだけでは形にはなりませんからね…

スキャナー導入によって可能となること

というわけで、本腰を入れて3Dスキャナーを導入して実用レベルまできたわけですが、何ができるようになるかというと…

無限すぎて書ききれませんw

ただひとつ言える事は開発スピードが何百倍も早くなり、あんな物やこんな物が出来上がる事でしょう♪

楽しくなってきました!

より魅力的な製品開発に繋げて行きたいと思いますので、どうぞ乞うご期待♪

よかったらシェアをお願いします!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!