「エビスでは勝てない」そんなドライバーが悲願のホームコースで初勝利!全日本ダートトライアル in エビス:竹本選手編

全日本ダートトライアル選手権。日本各地の未舗装路にて行われるタイムトライアル競技ですが、CF Labとしては携わるようになってちょうど1年が過ぎたところです。

もちろんこれはパーツ開発の一環で、完全公認車両(いわゆる車検付き)の2輪駆動車両にて競われるPN3クラスに参戦するチームオレンジの竹本幸広選手には、数多くの学びやダメ出し、挑戦、失敗を積み重ねていただきましたw
過去の開発の模様などはこちらをどうぞ

もともと竹本選手は全日本ダートトライアル PN3クラスの3年連続シリーズチャンピオン。その実績からすると無双なのかと思ってしまいますが、なんとホームであるエビスサーキット スライドパーク(竹本選手はここの管理責任者)で一度も勝てていないという事実が…

これには様々な要因はあるものの、エビスサーキットは私が育った場所といっても過言ではない、他ならぬ思い入れのあるコースなので、ここで勝つために協力できることをすべて投じ、開発を行ってきました。

そんなわけでまずはそのエビスラウンドの結果から。

2位に0.8秒差を付け見事ホームコース初勝利となりました👏

おめでとうございます👏👏👏

ダートトライアルの決勝日は全てのドライバーが午前と午後のそれぞれで1本ずつしか走れませんが、決勝2本目は前例がないほどの路面状況(砂利が掃けた&ドライ路面)となり、ダートラ走りではなくジムカーナ走りへのスイッチが必要なほど、すべてのダートトライアルドライバーを悩ませる状態でした。

私自身も何度もスライドパークに通っておりますが、こんな舗装路面は見たことがありません。

そのような中での優勝。改めて竹本選手の凄さが表れた走行でしたね…

優勝を決めた走りはこちら。全日本ダート(ジムカーナ?)選手権 in エビス PN3クラス 竹本選手の走りです。

竹本選手の車両には、今回よりCF Lab製GTウィングの試作品 3号機を装着。こちらはウィング本体、ステー、台座、翼端板の全てを一新しました。

翼端板には今回よりスポンサードいただきました「トヨタカローラ福島」様のロゴを、堀文字にて入れさせていただきました。(【公式】トヨタカローラ福島

そして今回のエビスラウンドではトヨタカローラ福島様のメカニックさんや広報の方々が来場され、慣熟歩行からメンテナンス作業まで行っていただき、竹本選手の初勝利へとチーム一丸で取り組みました。

勝利が確定し、車両保管も解除となったパドック。今回使用した翼端板は、せっかくの地元福島での初勝利ということで竹本選手が感謝の気持ちを込めてサインし…

トヨタカローラ福島様に贈呈されました。

もともと、トヨタカローラ福島様からスポンサードを受けることになった竹本選手からは、「何かお礼ができないか?」と相談をいただいたことからパーツサプライヤーとして一緒に考え、今回の翼端版を形にしました。

良い記念になったようで私も嬉しい限りですし、こういった配慮ができるあたりは流石竹本選手だなと改めて実感しました。これらの模様はトヨタカローラ福島様のインスタグラムなどにアップされると思いますのでぜひチェックしてみてください!

https://www.instagram.com/toyota_corolla_fukushima

レースウィークを振り返ると土曜日の公開練習から決勝日まで、一度も首位の座を譲ることなく完全勝利を果たすことができた竹本選手。

楽勝だったじゃん!と思われても不思議ではないそのリザルトの背景には、トヨタカローラ福島様や専属メカニックのHIDEちゃん、裏方でいつも支えていただいているメーカーさんやGメカさんなど、たくさんのご協力やバックボーン、そしてその期待やプレッシャーに負けずに走り切るだけのドライバーのタフさが必要になります。

エビスサーキットの従業員である竹本選手は、ここスライドパークの責任者でもあるかたわら、他のイベント運営や日程調整などスタッフ業務の合間を縫って日々トレーニングを行っておりました。

そのため当日も、車両の中にはダートラ会場の運営無線を入れたまま走行されており、走り終われば運営スタッフ業務と常に忙しくされておりました。

そのため他の選手と比べると走行前後の時間も少なく、当日中にメカニックとやりとりできる時間も制約があったわけですが、それでも竹本選手の走りや要望を理解し、勝つための準備やアドバイスできるメカニックとの関係性は見ていてとても気持ちが良かったです。

全日本ダートトライアルシリーズもシーズンが折り返しとなり、今回の勝利を持って竹本選手にはシリーズチャンピオンが目前となってきました。

しかし、走り終えるまで何が起こるかわからないのがレース。ダートトライアル競技は他車との接触はないとはいえ、ミスコースでもしようものならタイムが残りませんので、油断すると一瞬で終わります。そして竹本選手の性格上、安心して見てはいられないので…w

圧と圧とプレッシャーをガンガンかけて次のステップへといけるように、まだまだ後押ししていきたいと思います。

しかし、当日の写真を振り返っても、優勝を決めたあとのスタッフやファンへの土下座はなんだったんだろうw

とまぁ、竹本選手のエビス初勝利の余韻はこの辺にしておいて、エビスラウンドの模様はまだまだ続きます。

次は同じくチームオレンジ所属&エビススタッフの女性ダートラドライバー:みっちー編です♪

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